4年生 福祉体験学習
2023年2月14日 19時35分 4年生は福祉体験学習を行いました。
講師の先生方をお招きし、高齢者、手話、ガイドヘルプ、点字の4つの講座に分かれて学習しました。
高齢者体験では、装具を付けて、高齢者の体の動きを体験しました。子どもたちは、「腰が痛い!」「体が疲れた!」など、体験を通して「こんなに大変だとは知らなかった」「おじいちゃんおばあちゃんを助けてあげたい」という気持ちを味わうことができました。
手話体験では、口の動きや身振りのみを使ってコミュニケーションを図るゲームを行ったり、自分の苗字を表す手話を一人ずつ教わったりしました。休み時間には、自分で勉強して覚えてきた手話を使って、講師の先生と簡単な会話を楽しむ子どももいました。教わった手話を繰り返し練習したり、疑問に思ったことを積極的に質問したりと、子どもたちは 終始興味津々な様子でした。
ガイドヘルプ体験では、アイマスクを付け、白杖を持って、スペースや階段を歩きました。体験した子どもたちの口からは、「怖かった」「階段から落ちるかと思った」との声が聞かれました。目が見えないことの怖さや不安さを、身をもって体験したことで、「自分にできることは何だろう」と考えるきっかけになりました。
点字体験では、点字を触って読んだり、自分の名前や好きな食べ物を表す点字を打ったりしました。子どもたちは、自分で作った点字カードを大切そうに自分の教室に持って帰り、違う講座の友達や先生に自慢していました。休み時間には、視覚障がい者用のオセロや絵本にも触れることができ、点字を身近に感じるきっかけになりました。
講師の先生方、子どもたちに貴重な経験をさせてくださり、本当にありがとうございました。子どもたちはこれから、学んだことをクラスの友達に発表するための準備に取り掛かります。体験を通してどんなことを学んだのか、発表会本番が楽しみです。