「新しい学習指導要領が実施されます。」①
2020年4月10日 12時11分今年度から、新しい学習指導要領が実施されます。学習指導要領とは、全国どこの学校でも一定の水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準です。およそ10年に1度、改訂しています。 子供たちの教科書や時間割は、これを基に作られています。平成30年度から、これまでの道徳が「特別の教科 道徳」として先行実施されていました。これに加えて、外国語活動(3・4年生)、外国語(5・6年生)、プログラミング教育が2年間の移行措置を経て本格的に導入されます。新しい学習指導要領は、「生きて働く知識・技能の習得」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成」「学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性の涵養」をまんべんなく実現することをねらっています。この3つを育むためには、すべての学習の基盤となる力として、言語能力、情報活用能力を育成することが重要と考えられることから、小学校段階から外国語、プログラミングを学ぶことが重要だと判断されて導入されることになりました。